やっぱり来た、便乗商法「ポケモンGOコン」出会いゲットだぜ!

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お盆休みを機に夏休みを満喫している今日この頃。

最近は近所の公園にもスマホ歩きがそれほど目立たない。世の中の皆さんもやはり普通に遊んでる方が楽しいことに気づきはじめて、ようやくポケモンGOも沈静化してきたのかなと思っていたら、やっぱり出てきました遅ればせながらの便乗商法「出会いのきっかけにポケモンGOコン」!

恋活・婚活事業を展開するファインドザワン株式会社が、2016年8月19日より、業界初の「ポケモンGOコン」を恋愛カフェロハス池袋店でスタートする。

婚活業界初のポケモンGOコンとは?

まぁみなさんわかると思いますが、ポケモンGOを妙齢の見知らぬ男女が一緒にプレイしながら、友好を深める。出会い系のイベントである。もう少し詳細を調べて見た。

 

 

ポケモンGOコンの流れ

STEP1 会場より複数のグループに分かれ、グループ行動で池袋の街中のポケモン捕獲に池袋の街中を散策

SEEP2 決められた時間に会場へ戻り、ポケモン捕獲の成績発表(捕獲ポケモン数やレアポケモン捕獲など)

STEP3 参加者で乾杯!その後お食事タイムで盛り上がります。

会場は、恋愛カフェロハス池袋店

 

ポケモンGOコン参加料金

男性:1人で参加 1人…5,000円

2人で参加   1人..4,000円

女性:1人で参加   1人 ..1,500円

2人で参加 1人 ..1,000円

よくある男性の方が高い料金設定である。

ポケモンGOコンの特徴

このポケモンGOコンのニュースリリースの大元を見つけ出した。開催者によるポケモンGOコンの特徴は以下のように記載されている

グループ毎に池袋を散策しながら、話題沸騰中のポケモンGOをプレイすることで共通の話題で盛り上がり、さらにポケモン捕獲を共同作業で行うことで、お互いの人間性をより知ることが出来るメリットがあります。

ちょっと気になったのが、ポケモン捕獲を共同作業で行うことで、お互いの人間性をより知ることができるメリットがあるのところ。現状、ポケモンGOはスタンドアロンで特に共同作業はないと思うし、あっちに行こう、こっちに行こうという程度であろう。そしてポケモンが出てきたら、「モンジャラ出た!」「オニスズメ出た!」程度の会話しかしないだろう。それ以上会話は盛り上がるのだろうか。。。甚だ疑問である。ポケモンGOをプレイしてわかる人間性って一体なんなのだろうか。ポケモン捕獲ルートの設計がうまい?とか?

 

この一文を忘れて、ポケモンGOという話題性のあるコンテンツをきっかけに人々が仲良くなるのはとてもいいことであろう。どんなきっかけであろうと友好関係であることには間違いない。ぜひ、ポケモンGOコンベイビーも誕生してほしい。そして進化を目指そう。

しかし、どんな人間がポケモンGOコンに集まるのだろうか、なかなか想像に難い。

ポケモンGOコンに集まる人々(妄想)

男性は割とイメージはしやすい。

ポケモンGOコンなら、自分がモテるかもしれないと考える男性が集まる。

例えば、こんな男性だ。ポケモンGOリリース直後に、いち早くダウンロードして、毎日20kmは捕獲に従事し続けている。現在、ポケモンコンプリート間近である。主力モンスターのCP平均は3000オーバー。ポケモンを効率よく捕獲、進化させる攻略術を知り尽くしたポケモンGOハイスペック男子、などではもちろん無い

普通に肉食系モテ男子が集まるだろう。

ポケモンGOは話題で、少しやってすぐ飽きたが、ポケモンGOで集まる女子は多そうだ。いい狩場をありがとう!など考える肉食系モテ男子たちがポケモンGOコンには参加するのだろう。もしくはそいつらが良い思いをするだろう。

肉食系男子は、新鮮な狩場を常に求めている。私の住んでいる街も街コンがたまに開催されていた。その時どんな参加者が多いのだろうかなどと観察していたが、男性陣は割と普通にいけている人が多かった。本当に出会いを求めているような人なのかなと疑問に思ったものである。しばらくすると街コンは廃れていった。おそらく一部のイケテいる男子が狩場として街コンを利用して、普通の真面目な男性諸氏はお金だけを払い続け出会いがないことに気がついたのだろう。そして、肉食系男子が街コンを席巻し、被害者女性続出の事件が報じられ、出会いの手段としていい噂はなくなった。そして、出会い居酒屋の台頭とともに街コンは影を潜めていくことになった。

広がっていく恋愛格差

昨今、一部のモテ男子に女性たちは集中している状態である。この原因は二つ。女性の人生の楽しみが多様化し、仕事や趣味などと同列の価値観に恋愛が落ちていったことが考えられる。限られた資源である時間を特定の男性に使うのはもったいないと女性は思い始めている。ゆえに女性の選球眼が厳しくなり、限りなく高くなった条件のハードルをクリアできる男子はそもそも稀有な存在である。その数少ないモテ男子に女性は集中した。また、ベッキーすら不倫をする世の中である。もう一つは不倫に対する考え方が石田純一、ベッキーなどの著名人による赤裸々な事件は次々に起こり、価値のないフリーの男性で我慢するくらいだったら、価値のある既婚男性、彼女のいる男性を選ぶようになったからではないか。

経済の世界には、ジニ係数という指数がある。

ジニ係数ジニけいすう、英: Gini coefficient)とは、主に社会における所得分配の不平等さを測る指標。 ローレンツ曲線をもとに、1936年にイタリアの統計学者、コッラド・ジニによって考案された。 所得分配の不平等さ以外にも、富の偏在性やエネルギー消費における不平等さなどに応用される。

富の不平等さを示すジニ係数の値の範囲は 0 から 1 で、係数の値が大きいほど格差が大きい状態となる。ジニ係数が 0 であれば、格差が全くなく。1なら格差が異常なほど広がっていることを示す。社会的暴動が起こる警戒ラインは、0.4とされている。0.6は危険ラインである。

世界・収入不平等指数ランキング

こちらのランキングによれば、日本の経済のジニ係数は、0.379と暴動警戒ラインぎりぎり。アメリカに至っては、0.45とすでに暴動警戒ラインと突破している。アメリカを3年遅れで追っているとよく言われる日本も間もなく暴動警戒ラインを突破していくだろう。

さて、そんな経済の状況と同じことが恋愛市場でも起こっていると私は考えている。男性に対する恋愛ジニ係数というものがあれば、明らかに女性モテの格差はかなり深刻な状況まで進んでしまっているだろう。一部の貴族による女性モテの独占により、身分の低い非モテ男子はすでに戦うことを諦め始めているのではないだろうか。

日本の恋愛ジニ係数は、すでに0.4を突破していることは間違いない。

恋愛市場への投資への考え方について

現在、非モテ男子たちは、恋愛カースト制がここまで進んでしまったことに打ちひしがれ、恋愛市場から撤退し、人生の投資先を趣味へと移し始めている。今の時代、個人的な幸せを感じられるものはたくさんある。地下アイドル、メイドさん、二次元アニメ、代替物に困ることはない。この状況を眺めれば、効率の悪い恋愛市場からの撤退は英断とも言える。しかし、「一つのカゴに卵を盛るな」という金言もあるように、人生のポートフォリオの中から、恋愛をまったく削除するのももしかしたら、リスクが高いかもしれない。

非モテ男子も恋愛市場に少しくらいは投資しておいたほうが良いかもしれない。一番考えられる経済的リスクとして、独身男性に対する税制が冷遇が始まるかもしれない。と言いつつ、女性の社会進出を促す1億総活躍時代を考えると、女性にとって結婚で家庭に入るというメリット?がなくなっているので、より結婚は形骸化しそうな気もするが。とはいえ、恋愛にも少しくらいBETしても損はないだろう。

リアルモテ男子たちよ!

一方で、モテ男子たちにも少し苦言を呈したい。モテることばかりに人生の意味を見いださずに、様々な視点を持ち、で人生を投資したほうが良いだろう。私の知り合いでイケメンがいた、彼の人生はモテることで彼の人生の軸はモテることであった。イケメンであるゆえに女性を簡単に口説き、次々と関係を繰り返していた。確かにイケメンではあったが、彼は女性にモテていなければ、自分の存在意義を見出せないようでもあった。そして、モテていてもどこか楽しそうでもなかった。やはりモテだけで満たされる時間はいっときに過ぎないのかもしれない。

しかし、現代のリアルモテ男子たちは、私の知人とは圧倒的に異なり、中身もきちんと充実しているのだ。なめた女性たちの上りきったハードルを超えているリアルモテ男子たちは、経済的にも頭脳的にも優れていて、人生をまさに謳歌し、如才なくあらゆることをこなしたりするから困ってしまう。もはや私も抱かれたいくらいである。

非モテ男子に、もはや希望はない。

ポケモンGOコンに参加する女性?

さて、話が大きくそれてしまったが、ポケモンGOコンに参加する女性はどんな人なのだろうか?もはやどーでも良いと思っている読者も多いだろう。というかここまで読んでいる人はいるのだろうか?いてほしい。もう少しで終わりますから。

さて、女性はおそらくだが、ポケモンGOファンではないだろう。

おそらく、「ポケモンGOやりたいけど、一人ぽっちでやるのはなんか寂しいしー」と、気にはなっているが実際プレイに至っていないミーハーな女性だろう。ダウンロードして1匹捕まえてみたが、やり続けてない女性だ。こういう人意外と多い気がする。私の家の近所でもポケモンGOをプレイする女性を時折見かけるのだが、ほぼ彼氏?と一緒にプレイしていた。彼女たちはもちろんポケモンGOコンには参加しない。そして、一人でもガチでプレイする女子はもちろん参加しないだろう。

というわけでポケモンGOコンに参加するの女性は、「お一人様ミーハー女子」で決まりである。

肉食系モテ男子とミーハー女子が集まれば、そこはカオスであろう。生半可な気持ちでは、非モテ男子は参加しないほうが良いだろう。ポケモンGOコンでは、誰ひとりポケモンGOのリアルな攻略法など望んでいないので、気をつけてほしい。

 

ポケモンGOコンは、著作物のフリーライドではないのか?

さて、話が大きく変わるが、このポケモンGOコンは、任天堂に許可などは取れてるのだろうか?

通常、著名なコンテンツの名前を語って客寄せをすることはフリーライド呼ばれ、あまり声を大にしてやらないものである。しかし、この企業は前述の通り、ニュースリリースまで出している。そのニュースリリースにはポケモンGOのロゴや画像まで使用しているのである。

ポケモンGOコンのニュースリリース

とても任天堂がOKを出しているとは思えないので、おそらくフリーライドだろう。

フリー‐ライド(free ride)

《「ただ乗り」の意》
㋐他社が築き上げた信用と名声を利用してうまい汁を吸おうとする行為。店舗に有名ブランド名を付けて名のるなど。
㋑利益は享受するが、そのために必要な費用は出さないこと。学校給食は食べるが、給食費は払わない行為などについていう。
㋒日本が、防衛をアメリカに任せ、その余力で経済を発展させてきたことをたとえていう語。
ただ、フリーライドは即刻NGというわけでもないようなので、ポケモンGOコン自体は問題ないのかもしれない。スポーツバーでW杯中継をするのもフリーライドであるが、慣例として認められているし。
著作権元である株式会社ポケモンがNG出したら、商標の利用の差し止めはできると思うが。

ポケモンGOコンは、不正競争防止法に抵触するのか?

さて、もう一つは「不正競争防止法」というものもある。

「需要者の間に広く認識されている他人の商品等表示と同一または類似の商品等表示を使用し、他人の商品又は営業と混同を生じさせる行為(法2条1号)」

を「不正競争」として、使用差し止めの対象としたり、損害賠償の対象としたりしています。

すなわち、「世の中によく知れ渡っている他人・他団体の商品の名称やサービスの名称、ブランドの名称、看板のデザインなどを利用して、その他人・他団体の商売と同じであると思わせてしまうような行為」

 

例えば、以下のようにブランドの意匠や文言を利用して、類似営業を実施する場合のことを指す。

  • コカコーラの「赤の下地に『コカ・コーラ』の白抜き文字が使用された看板」を真似て、「赤の下地に白抜き文字を使用した看板」を使用し、炭酸飲料を販売する行為
  • 24時間テレビのキャッチコピー「愛は地球を救う」を利用して、2月14日(バレンタインデー)に「愛は地球を救うキャンペーン」と題して、チョコレートを販売する行為

この場合は、不正競争防止法により、民事上、刑事上の責任が課せられる可能性がある。

ポケモンGOコンは、ポケモンGOを利用して、合コンするだけだから、特に「ポケモンGO」のようなゲームで営業利益を上げるわけではないので、これも当てはまらないのか

 

今後も、全国各地で「ポケモンGOコン」が展開されるかもしれないですね。

 

AmazonでポケモンGO検索してみた。

 

 

個人的には、モンスターボール投球プレートが秀逸であると思う。

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