穴場度120% おすすめ花火大会2016@飯岡海岸・千葉

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いよいよ7月、夏本番の季節。夏の風物詩の花火大会は外せないイベントだろう。しかし、隅田川の花火大会や、お台場、神宮などの超有名花火大会に行くと、あまりの人混みとまともに花火が見える場所が確保できないこともしばしば。その花火大会の負を想像して、ここ数年は、花火大会自体から足が遠のいている方も多いかもしれない。私も実際そうだった。

そんな人混み嫌い、立ち見嫌いの私が毎年行きたくなる超穴場の花火大会がある。それが飯岡海岸・千葉県の花火大会だ。今年2016年は7月30日(土)に開催される。

千葉県旭市飯岡海岸の花火大会会場

東京から車で1時間半〜2時間ほどの千葉県旭市に飯岡海岸はある。なので、朝から出て、花火大会が終わってからも十分日帰りで楽しむことができる。そして、飯岡海岸は、九十九里浜の一部。長く伸びた砂浜から打ち上げられる。花火大会である。

飯岡海岸の花火大会をオススメするポイントは以下のようにいくつかあるが、簡単に言えば、人混みもなく、スローな気分で、ゆったりと花火を楽しめる関東随一の花火大会。しかも、海を含めた街が魅力的で一日中楽しめる。

旭市・飯岡海岸花火大会公式ホームページ

 

飯岡海岸花火大会の魅力

  1. 小さな町のローカルの花火大会で、混まない
  2. その割に1万発となかなか規模の花火大会
  3. 花火が近い!
  4. 一日中楽しめるローカルタウン飯岡
  5. 有名な映画(ドラマ)の舞台の感動。

 

 

1.小さな町のローカルの花火大会で、混まない

 

飯岡駅

飯岡駅

飯岡海岸は、九十九里浜の端、銚子から少し手前と結構な千葉の奥地にある。ローカルの駅はもちろん無人。そのくらい小さな町なので、花火大会が開催されても東京のような恐ろしい人数が集まってこない。隅田川花火大会は約100万人だが、この飯岡海岸の花火大会は、10万人ほどと10分の1程度の人がふらっと集まる花火大会なので、人混みにやられることはない。

そして、会場の広さの問題もある。隅田川の花火大会は、まともに見る場所を確保するには、有料席や屋形船など駆使しないと歩きながら見る人も多く、立ち止まると怒られたりする。一方で飯岡海岸の花火大会では、左右に広がる大きな九十九里浜が会場なので、座ってみる場所の確保に困ることは絶対にない。これまでに3回行っているが、花火打ち上げ開始の3分前まで屋台で買い食いしてから砂浜に向かっても余裕で良い場所に座ることができた。ブルーシートさえ持っていけば、どこでも座れるのだ。

その割に1万発となかなか規模の花火大会

しかし、規模が小さいかといえばそうでもない。隅田川の花火大会2万発を1時間半のプログラムでに打ち上げるのに対して、飯岡海岸もその半分の1万発を1時間強の時間で打ち上げている。見応えは十分である。

 

花火が近い

そして、飯岡海岸の花火大会の大きな魅力は、打ち上げ場所からの距離が近く、音も含めて迫力がすごい。

花火の種類や大きさでは、隅田川の方がはるかにすごいだろうが、飯岡では海岸に打ち上げ場所があるので、ほんの数十メートル先で花火が打ち上がり、上空で花火が弾けた瞬間に音がお腹に響くほど。

飯岡海岸の花火大会の魅力はこの3つだ。人混みに疲れることなく、花火をのんびり純粋に楽しむことができる。ローカルタウンならではの魅力である。しかも。飯岡海岸は花火の規模や距離も優れているので見応えがあるのだ。

そして、これに飯岡海岸の魅力が加わり、毎年夏には、飯岡海岸へと足を運んでしまうのだ。

一日中楽しめるローカルタウン飯岡

飯岡駅の看板

飯岡駅の看板

飯岡駅前に千葉県旭市のガイドマップがあるのだが、見てわかるようにこじんまりしている。しかし、この中に色々楽しめる場所が詰まっている。

まず、何より九十九里浜の海。昼前に会場となる海岸につけば、夕方まで海水浴を楽しむことができる。ただ、千葉の海は波が強いので子供連れの方は注意してください。砂浜でぼんやりするのも楽しい。

次に、近くに灯台のある高台があり、そこから眺める太平洋を含む千葉の風景は最高。

灯台からの風景

灯台からの風景

小さな町を一望しながら、遠くの東京湾まで何も遮るものがない関東平野の広がりを感じることができる。夕方になればサンセットも楽しめる。ただ、花火大会の会場まで戻る時間が少しなくなるかも。ただ、ここから花火を見るのも小さいけどなかなか楽しそう。

このほかにお勧めは海岸線沿いのサイクリングロードや近くにあるスーパー銭湯「天然温泉 旭の湯

有名な映画(ドラマ)の舞台の感動。

最後に、私が初めて飯岡海岸の花火大会に行ったきっかけですが、この飯岡海岸の花火大会は、古いドラマの舞台。

ご存知でしょうか。岩井俊二監督のテレビドラマで、奥菜恵のデビュー作となったドラマ「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」

テレビドラマ自体もすぐに話題になり、その後、映画としても上映されました。その全編の舞台が旭市でクライマックスの花火は飯岡海岸の花火大会のものです。

岩井俊二の淡い映像美で見た街並みを自分で実際に歩いてみると感動を覚えます。

最近では、その岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のロケ地を巡るオタク二人という設定で、モテキのテレビドラマでも登場しました。

友達関係の森山未來と満島ひかりが、一緒にロケ地巡りの旅行で訪れて一泊するというものです。前述の飯岡駅にも訪れています。

どこかノスタルジーな飯岡駅

どこかノスタルジーな飯岡駅

余裕があったら飯岡駅も立ち寄ってみるといいです。本数も少ないので、ホームで黄昏ることができます。

また、もうひとつこのドラマのクライマックスとなる場所も訪れました。何の変哲も無い道です。

奥菜恵が母親に捕まる道

奥菜恵が母親に捕まる道

ヒロインの奥菜恵が母親に見つかって捕まる場所。ドラマを見ていなければ何でも無い田舎の道ですが、塀や家並みも味があるので、飯岡の街をぶらぶらするのは楽しい探検になりました。

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