2016年リオ五輪、Airbnb宿泊客が55,000人突破!東京オリンピックでも拡大か?

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4年に1度の祭典、オリンピックがいよいよ8月、ブラジルのリオデジャネイロで開催される。

日本選手の活躍も注目の一つだが、リオデジャネイロの治安の悪さもかなり注目されている。そんな中、不安を払拭するようなニュースが飛び込んできた。リオ五輪の開催日程中に、個人同士の宿泊マッチングサービス「Airbnb」を利用した宿泊客の数が55,000人をすでに突破したというのだ。

Airbnbはこの1、2年で急激に話題になっており、東京でも民泊条例ができるなど、法律が徐々に追いつき始めている現状である。ビジネスとして、Airbnbを始める人も後を絶たないほど日本でも盛り上がってきている。

<Airbnb(エアビーアンドビー)について>
2008年8月創業のAirbnbは、世界中のユニークなお部屋をネットや携帯で掲載・検索・予約できる信頼のコミュニティ主導型マーケットプレイスです。アパートを1泊でも、お城を1週間でも、ヴィラを1ヶ月でも、Airbnbはあらゆる価格帯で世界190ヶ国以上34,000以上の都市で人と人とをつなぎ、ユニークな旅行体験を叶えます。世界一流のカスタマーサービス、成長中のユーザーコミュニティを抱えるAirbnbは、簡単に空き部屋を世界数百万人と結びつけるプラットフォームです。https://airbnb.com/

東京も4年後の2020年にオリンピックを控えているが、大量の観光客を収容するだけの宿泊施設がなく、Airbnbのような民間の宿泊施設が必要になることが予想され、民泊を認める流れが出来てきてる。今回、リオデジャネイロで多くの人がAirbnbを選択して宿泊しているという情報はさらにこの動きを進めるだろう。東京、東京付近に住む方は、Airbnbのホストになることも検討しているのではないだろうか。

 

現状の民泊条例について

大阪と東京の大田区でまずは施行されており、このエリアであれば、民泊を認可してもらえる。

しかし、現状では、7日以上の宿泊が必要だったり、定期借家契約を結ぶ必要があったりとはっきり言って使いづらい内容である。かといって、この範疇ではないエリアや条件でもAirbnbは活況であり、実際はグレーゾーンのまま、民泊は推進されている。また、この条例の条件もオリンピックが近づく頃にはもっと緩和されることが想像されるので、できるだけ早めに始めて、ホストとしての評価を上げておくという戦略もあるだろう。

 

リオデジャネイロでの宿泊の状況

世界110か国 ※予約が最も多い国はブラジル49%、次いで、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、フランス。

55,000人の予約  ※昨対 42倍

平均宿泊料金は1泊約170米ドル

平均宿泊人数は3人

 

Airbnb初利用者 60%

予約先は、有名なビーチサイドのコパカバーナ、イパネマや、バーハ・ダ・チジュカ、レブロン、ボタフォゴが過半数で、一般的な観光地から外れたエリア(メイヤー、デル・カスティーリョ、マレシャル・エルメスなど)もばらけて予約は入っている。

 

オリンピック公式スタジアム近郊の Airbnbの部屋例

イパネマ至近の魅力的なアパート  美しいラグーンを見渡す寝室  コパカバーナ中心部のデザイナーズ物件
コパカバーナ・ビーチ近くの家    バラダチジュカのスイートルーム  競技場すぐのマラカナのアパート

ブラジルのイメージとはちょっと違うなかなか素敵な部屋が多くある。

リオデジャネイロに実際行ったときの印象

ホテル高い

私は、リオデジャネイロに旅行したことがある。ブラジルでも随一の観光地であるためか、ホテルがとても高かった。一人旅だったので、コパカバーナビーチから徒歩10分程度の距離にある格安のビジネスホテルに泊まったが、それでも1万円程度はしたかと思う。

治安は思ったほど悪くない

最近、テレビでリオの治安の悪さを強調する報道が多く流れている。オリンピック選手のトラブルがあるのではと不安を煽る。選手の家族も観戦を諦めて、日本から応援するという。

私は、ペルーからブラジルに入ったのだが、ペルーで次はブラジルに行くという話をしていたら、相当危ないから気をつけろと真顔で言われた。「巨漢の男でも白昼堂々と誘拐されるような国だぞ。」と脅してくる。なるほどそんなにやばい国なのかと少し注意しようと思ったものの、日程を変えるのも無理だし、VISAも取ったので、ブラジル入国を果たす。

実際、旅行中はトラブルらしいものは何もなかった。日中はふらふらとかなりの広範囲を歩き回ったし、夜にコパカバーナビーチを散歩したりもした。ビーチ沿いでは、伝統の格闘技カポエイラを練習するチームや絵画や雑貨を売る露店があったりして楽しい散歩であった。危ないと思う瞬間も残念ながらなかった。

ブラジルvs日本のサッカーの試合の中継があり、日本が負けた翌日だけは、「お前日本人か?」と話しかけられ、「日本はサッカー弱いな」と絡まれたくらいである。

他には、路上でサッカーを中継するテレビに人が群がっていた時に近づいていったら浮浪者のおじさんが席を譲ってくれたり、ブラジルのプラダと言われる「オスクレン」という洋服屋に行った時に女性店員が日本人が来たぞ、珍しいなという顔をされたくらいで、個人的には、ブラジルという国は陽気で過ごしやすい楽しい国という印象だった。

まぁ、運が良かっただけかもしれないので、注意するに越したことはないだろうが、それで一生ブラジルに行かない、行けない、と決まってしまうのも人生を小さく使っているようでもったいないと思う。

夏休みの旅行は決まっているだろうか?

もし、今年の夏休み時間が取れるなら、オリンピックを機にぜひブラジルを訪れてほしい。VISAが必要なので、ブラジル領事館に早めに行く必要があるので注意だ。五反田にあり、窓口でパスポートを預けると1週間くらいで発行される。

東京オリンピックで、ホストになるか?

東京オリンピックでは元々ホテル不足ということもあり、Airbnbの利用者は拡大すると思われる。外国人相手ばかりではなく、ブラジルと同様に日本の地方からの客が一番シェアが多い可能性は高いだろう。東京のホテルも高いので、日本からの客であれば、Airbnbで安い宿に連泊というのは賢い方法だろう。そんな日本人ターゲットのホストを展開するのも面白い。

 

まとめ

私も一度Airbnbを利用したことがある。沖縄旅行のときで、男友達と2人で2LDKの部屋を借りた。ホテルでも良いのだろうが、ホテルだと、別々の部屋に泊まるか、一緒に2ベットルームということになる。Airbnbならベッドルームは別々で、リビングがある部屋に泊まれる。ビールを一緒に飲んで、寝るときは落ち着いて寝れる。ホテルのサービスも魅力だが、大勢での旅行の時などは、一軒家を借りたり、大部屋のマンションだったりを選ぶと旅は楽しくなるので、まだまだ、Airbnbは旅行スタイルを変えてくれる可能性を秘めたサービスだ。

 

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