はじめての子供が生まれたこともありますが、ブログやウェブサイト用の画像のクオリティを向上してCXをよくしようというモチベーションも合わさり、2017年の師走にデジタル一眼レフカメラの購入を検討しました。
旅行や子供は、カメラを購入するきっかけとしては主な理由のランキングTOP10に入ることは多いと思いますが、スマホカメラの性能も上がっているので、高いお金を出して、ちゃんとした一眼レフのカメラ買うなんて、正直、ぜいたく過ぎるのではないかな?と最初は思っていました。
結論から言うと、年末に思い切って総額30万円のCanon EOS 6D MarkⅡのレンズセットを購入して、その考えは一変することになるのです。
サクッと撮ったポートレートの空気感。
初心者でも簡単にこんな雰囲気の写真が撮れるデジタル一眼レフの威力に脱帽。
「もちは餅屋」、「カメラは、デジイチ」
やはり、一度これを体験するとスマホの写真は物足りなく感じてしまいます。
スマホはあくまで「記録」としての写真。
デジタル一眼レフは「作品」「商品」としての写真。
と考えるまで、写真のクオリティの差を感じるようになりました。
カメラはじめたての初心者でも、ここまでの性能を感じさせるのは、Canon EOS 6D MarkⅡの性能の凄さでもあります。
今回は、その初心者なりに感じたCanon EOS 6D MarkⅡの性能の凄さについて簡単にまとめて行きます。
初心者のデジタル一眼レフ選び。購入の決め手ベスト4
まず、そもそも購入しにビックカメラを訪れた時点では、ドがつくほどのカメラ初心者でした。
デジタル一眼レフカメラの知識といえば、CanonやNikonのブランド名は知っていましたが、機種名などは全く知りません。
Canonだけでも、EOSの1DX MarkⅡ、 5D MarkⅣ、 6D MarkⅡ、7DMarkⅡ、80D、Kiss X9iとたくさんのナンバーの機種が売り場に並んでいるのです。Nikonは、D5、D850、D810、D750、D500、D7500、D5600などなど。他にもSONYやFUJI FILMのデジタル一眼レフなどもあります。
たくさんの機種があり、それぞれ価格も違います。何が違うのか、なぜその値段なのか?全く物差しを持たない初心者の私はどこから検討していいのかすらわかりません。
はじめてのデジタル一眼レフの購入にあたり、ビックカメラのデジタル一眼レフカメラ売り場にいたスーパーバイザーさんを捕まえて、たくさんの質問を浴びせかけ、かなりの時間を費やしました。
こうして徐々にデジタル一眼レフの概要を学び、なんとか購入する機種を絞り込むことができました。
たくさんの機能や特徴がありますが、購入の決め手となるポイントはそれほど多くはありません。また購入して数ヶ月触って特に重宝している性能もわかってきました。
私なりの初心者という視点で、決め手として重要な性能や特徴を3つに絞って紹介します。
今後、デジタル一眼レフを購入している皆さんの参考になれば幸いです。
Canonは、ユーザーフレンドリー
CanonとNikonの違いを店員さんに教えてもらいました。
まず、Canonの方が圧倒的に売れているそうです。
要因はいくつかあるかと思いますが、Canonは初心者もとっつきやすいユーザーフレンドリーな設計思想を持っているそうです。
説明書などのマニュアルやカメラのメニュー。またカメラオーナー向けのウェブサイト「CANON iMAGE GATEWAY」などサポート体制も充実しています。
Nikonのイメージはいぶし銀。カメラに慣れている人や知識が豊富な人は同ランクの機種を買えば苦もないのでしょうが、初心者の人には少しとっつきづらいところがあるそうです。
というわけで、初心者にはCanonがおすすめです。
35mmフルサイズセンサー
デジタル一眼レフの機能の肝となるのが、光を受けとるセンサーの性能です。
そのセンサーの受光面積のサイズで、カメラが再現できる画像の差が出るそうです。
最も大きいのが35mmフルサイズ、その次にAPS-Cサイズがくるのですが、その大きさの差は2.5倍にもなるそうです。
センサーの面積が広ければ広いほど、ディティールの描写力や微細な色彩のグラデーションを再現することができるそうです。
「このセンサーのサイズの違いは、初心者にもわかるのですか?」と店員さんに聞いてみると、
「初心者でも明らかに違います」とのこと。
なんと、そんなに違うもんですか。
APS-Cセンサーの一眼レフとフルサイズの一眼レフでは、確かに値段がかなり変わってきます。
EOS 6D MarkⅡ フルサイズ
EOS 7D MarkⅡ APS-Cサイズ
EOSなら8万円くらいの価格差になっています。
買ってみないとわからないフルサイズセンサーのクオリティなので悩みどころですが、
明らかにわかる性能差という店員さんの言葉もあり、後になって買い増すよりは、初めからフルサイズを購入した方がむしろ経済的だと判断して、私は、フルサイズを選びました。
多彩な撮影モードで、初心者もハイクオリティの写真を簡単に。
フルサイズのデジタル一眼レフを購入することになったら、お金に糸目をつけなければ、ハイエンドのプロ仕様のカメラまで選ぶことができます。
EOS 1D X MarkⅡ フルサイズ
EOS 5D MarkⅣフルサイズ
EOS 6D MarkⅡ フルサイズ
この中から予算に合わせて選ぶのも手ですが、低位機種だからこそ初心者向けの機能があったりします。
それが6D MarkⅡにある「撮影モード」です。
多重露出撮影やHDRなどに加えて、シンプルにどんなシチュエーションで写真を撮るかを選べば最適なセッティングですぐに高性能カメラなりの写真が取れてしまうのです。
スペシャルシーン撮影モード
- 流し撮り
- HDR逆光補正
- スポーツ
- キッズ
- ポートレート
- 風景
- クローズアップ
- 料理
- キャンドルライト
- 夜景ポートレート
- 手持ち夜景
- 集合写真
カメラ撮影では、絞りやシャッタースピード、ISO感度を設定することで、色々な写真が撮影できるのは重々承知ですが、初心者にはそんなに使いこなせません。スペシャルシーンを使えば、初心者でも一眼レフを楽しく簡単に使いこなせるのです。
6D MarkⅡを選んだ理由の一つです。
バリアングル液晶。EOSのフルサイズ初。
最後にもう一つ。EOS 6D MarkⅡにしかない特徴の一つが「バリアングル液晶」です。
カメラ背面にある液晶が可動式で、角度をつけて見ることができるので、ローアングルの撮影やハイアングルの撮影も手を伸ばしてモニターを見ながらサクサクっと撮ることができるので便利です。
特に赤ちゃんや小さい子供を撮影する際にはローアングルになることが多いのでかなり重宝しますよ。
あとは、レストランなどで、真上から料理を撮影するときにも座ったままで撮影することが可能です。
これも6D MarkⅡを選ぶ大きな理由の一つになりました。
キャノン EOS 6D MarkⅡを初心者におすすめしたいまとめ
以上4つのポイントが、初心者には6D MarkⅡをおすすめと思う決め手です。私が購入を決断した理由でもあります。
私が購入したのは、カメラ本体とレンズがセットになっているKitです。EF24-70 F4L IS USMと呪文のようなレンズが付いていますが、初心者が押さえておくべきはF4Lの”L”の部分で、キャノンではLが付いているレンズは高性能だそうです。
見た目としては、レンズに赤いラインが入っているものが高性能レンズです。レンズ選びの参考まで。
実際、初心者の私も何不自由なく楽しいデジタル一眼レフライフを送っています。
元々の趣味であるロードバイクとの相性も良さそうなので、今後はカメラ担いでヒルクライムして頂上で撮影といった楽しみも広がります。
今思えば、2年ほど前にそんな趣旨でブログも書いていたりしてました。
2018年、新たな趣味を始めるなら、カメラいかがでしょうか?
フルサイズ一眼レフ。私にとってはいい出会いでした。
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