漫画3000冊を断捨離。Kindleキンドルにして得た3つのこと

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引越しの機会に、ダンボールで30箱、3000冊以上の漫画を断捨離した。上京してから20年、6回の引越しでも一度も捨てずに高い料金を払って輸送・保存してきた大好きな漫画たちだ。それを今になって手放したのは、気づいてしまったからだ。本棚の奥にある本を引っ越してから一度も読んでいないことに。

もちろん、愛着のある本なので、ヤフオク、Amazon、ブックオフを活用して全て里子に出した。

その後、電子書籍を導入して3年、最高の漫画ライフを送っている。

漫画を読み続ける理由

リアルの本を捨てた後、漫画を読む機会は減るかと思っていたが、読み続けている。

単純に「一番面白い」からだ。

いまや、日本人にとって漫画は文化として、生活になくてはならないものだろう。

私を含む少年ジャンプ黄金期の子供達がいまや大人の最前線にいる。大人がマンガを読んでもおかしくない時代になって、すでに数年経った。テレビ文化が崩壊した今の時代、日常生活の会話に出てくる共通言語として「マンガ」は幾度となく登場する。

プロ野球やテレビドラマの話題はほぼないが、マンガの話題に事欠くことはない。

「ワンピース」、「進撃の巨人」、「キングダム」などの王道マンガはもちろん、「アイアムヒーロー」、「ちはやふる」「宇宙兄弟」など映画やドラマの原作になる大人向けマンガも多くがヒットしている。飲み会の席でおすすめのテレビ番組を聞くことはないがおすすめのマンガは、個人の趣味・好みなどを測る会話ツールとして活躍する機会は多い。

だから、漫画は読み続ける。でも、リアルの本はもういらない。

導入して3年。電子書籍の「まんが道」を手に入れて充実した漫画ライフを続けている。

 

Kindle(キンドル)

電子書籍を読むためのデバイスとして私はKindle(キンドル)のカラー版を使っている。

kindle

キンドルは、Amazonが出している電子書籍リーダーだが、もちろんこれ以外でも断捨離は可能。

 

タブレット ipad / Xperia

電子書籍リーダー kindle / kobo

 

などがあるが、快適な電子書籍ライフに特化したいなら、あまり大きくないものをおすすめする。ベッドで寝転がってマンガを読むことなどを想定すると小さめがよい。

タブレットのipadも持っていたが、使っていたのは最初の頃だけ。多機能だがPCほど使いやすくなく、スマホほど取り回しがよくないタブレットは使えない。

 

はっきり言おう。タブレットはいらない。

 

そもそも何をしたいかによるが写真を入れるのも面倒だし、huluなどで映画を観るにしても中途半端な大きさなので面白さ半減だ。

タブレットの有効な使い方がいまだに見つからない。

Kindleはコスパがよい

そんな紆余曲折があり、私は電子書籍リーダーkindleのカラー版を使っている。

値段も2万円を切るくらいで買いやすいし、電子書籍ももちろんだが、アプリも使える。huluなどの動画アプリもあるので映画を観るのも一応可能。小さいが。

基本的に電子書籍を読む以外で使うことはない。

大きさも青年コミックより少し大きく読みやすいし、取り回しもしやすい。

電子書籍の特に漫画のラインナップもAmazonは悪くない。最近では本と同時に電子書籍化される漫画が増えてきた。

キングダム、嘘喰いなどのヤングジャンプ系は一月遅れなので何とかしてほしい。

 

 

Kindleペーパーホワイトは好みがわかれる

Kindleには白黒のペーパーホワイトというモデルもある。漫画なら白黒で良さそうだが、なんせモニタがよくない。じわっと絵が浮かび上がる仕組みで気持ちが悪い。省電力のための仕組みだか、漫画にとって読むテンポが悪くなるのが致命的。ページをめくる度にいらいらしたくない。

1万円を切るし、3g回線で小説ならダウンロードし放題なのだけど、漫画はダウンロードできないし、もはや、存在価値はない。

唯一のメリットはバッテリーの持続時間。最新のkindle oasisは数ヶ月充電しなくてよい。

 

さて、前フリが長くなってしまったが、リアルの本を断捨離して、電子書籍にして手に入れた自由をご紹介しよう。

 

電子書籍で得た3つのこと

保管の「自由」

場所の「自由」

時間の「自由」

この3つだ

 

保管の自由

これは物理的本から解放されることに他ならない。

 

保管するスペースを狭い日本の家の中で確保すること。これがなくなった爽快感は引っ越してすぐにやってきた。段ボールで30箱の荷ほどき。その前に10棹以上の本棚の組み立て。本を納めても3000冊の圧迫感。

そもそも一年で3000冊も読まない。そんな数年読まない本を必死に保管していた。家を窮屈にしていた。今はごく限られたお気に入りの本だけが1棹の本棚に納まっている。いつでも好きなときにアクセスできる。以前は探すのにも時間がかかったものだ。

そして、新しい漫画はkindleに入れている。

既に数百冊。ほんの数センチ四方の物体にすべて。

 

場所の自由

電子書籍は場所を選ばず、持ち運びが可能だ。

つまり、世界中に自分の本棚を持ち運べるということだ。

これは旅行のときに想像以上にインパクトがある。

旅行のときに持っていく本の代表は、ガイドブック、そして移動中などに読むためのお気に入りの小説だろうか。荷物を本で増やすことはできないのでいいところ2、3冊に厳選するでしょう。

Kindleではその必要はなくすべて持っていける。旅行先にワンピース全巻を持っていくことは不可能だったがKindleならできる。旅行に漫画は考えられなかったが今は当たり前のように海外でお気に入りの漫画を読んでいる。

わたしはエジプトで、気がついたら麻雀漫画のむこうぶちを読んでいた。

壮大なナイル川の夕焼けを見た感動も最高だったが、エジプトで麻雀に思いを馳せるのも最高だということも新たな発見だった。

さらに旅行先でワンピースの最新刊を購入することも可能だ。

 

時間の自由

いつでも本が買える。

本屋が閉まっている時間でも何万冊の本を買うことができる。

これが最も効力を発揮するのは、そう、連続して何冊も読みたくなる漫画だ。大人買いは電子書籍のおかげで運ぶ手間もなく夜中でも可能になった。

友達に薦められて買ったキングダムの続きを朝まで待たずに買える。

こち亀全巻の大人買いも可能だ

他にも急に売り切れ始めた小説のベストセラーなども電子書籍なら並ばなくても、再版を待たなくても買える。最近なら火花などがそうだ。

 

これらの自由は理解に難くないと思う。そして分かりやすい分それほどの価値を感じづらいかもしれない。しかし、百聞は一見に如かず。実際に体験すると圧倒的な便利さでリアルの本は買う気にならなくなるくらい世界観が変わる。

 

電子書籍ライフのデメリット

さて、いいことがあれば悪いこともある。

電子書籍のデメリットは、中古がないこと。

安く買う手段としてもそうだが、要らなくなっても売れない。

その従来の権利は放棄しなければならない。

 

次に人に貸せない。

いい漫画は人に薦めたくなるが、電子書籍は貸せない。伝えて自発的に読んでもらうしかない。ただ借りパクのリスクが減るメリットがある。

 

最後に、コレクション感がない。

表紙を見えるようにレイアウトしたり、繋がっている背表紙を並べて楽しむこともできない。まあ、我慢できます。

 

これらのデメリットを考えてもメリットは大きい電子書籍。夏休みの旅行からはじめてはいかがだろうか。

iPhone plusのように大画面のスマホならすぐにでもアプリダウンロードしてはじめてよい。

わたしはXperiaなので一回り小さいスマホだが、たまに読む。快適とは言えないが楽しむことはできる。

 

 

 

 

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