今買うならどれ?iMac 2017年モデル。おすすめスペックと選び方

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iMac Proも2017年12月に発売されて、数年ぶりに全ラインナップが刷新されたiMac。

Macbookは持っているものの12インチのディスプレイの小ささでブログ更新する難しさを痛感しておりまして、これはいい機会とついにiMacを購入いたしました。

iMacは4種類で、それほど選択肢が多くないと思っていましたが、ディスプレイサイズや、CPUスペック、ハードディスク、スタンドなど、実際に選びはじめると結構悩みました。

 

今回は、そんな最新iMacを選ぶポイントについてまとめます。

2018年を迎え、新しいiMacを手に入れて色々サイバー事始めしようと思っている方々の参考になれば幸いです。

iMacの選択基準

まず、私がiMacを購入する基準、つまり、用途について明確にしておきたい。

ちなみに購入して1年半になるMacbookも持っています。

これまでは家にデスクトップがなかったので、ブログ記事制作、書類作成、写真、動画編集などあらゆることをMacbookに任せていた。それほど不満があったわけではないが、ブログ制作に加え、子供が生まれて写真もたくさん撮影するようになり、物足りなくなり始めたところでした。

 

1.広大なディスプレイサイズ

Macbookのディスプレイは、たった12インチです。

これはやはり小さい。特にブログ記事制作や書類作成などの重要度も増してきており、画面サイズの小ささによるストレスはかなり大きくなります。記事作成画面と写真や参考となるHP情報などを切り替えながら作業するのが大変です。

 

2.快適なHDD容量

次に、MacbookのSSDハードディスクドライブの容量も問題になりました。1年半でハードディスクの残量も少なくなり、写真を外付けHDDに移してようやく空きスペースが少しできた程度の心許ない状況になっています。今後、子供の写真を貯めていくためにはHDDが圧倒的に足りません。

 

この3点をiMac購入で改善し、個人ブログと写真管理、そして、仕事用の書類作成。これらのプレイベート&ビジネスのワーククオリティをあげること。これがiMac購入の選択基準となりました。

 

 

iMac 2017モデル購入スペック

結論から言えば、27インチiMac Retina 5KディスプレイモデルのVESAマウント搭載モデルを購入しました。CPUやグラフィックボードのスペックもカスタマイズした以下の内容です。

  • 27インチ Retina 5Kディスプレイ
  • CPU:3.8GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
  • 8GBメモリ
  • 3TB Fusion Drive
  • Radeon Pro580
  • VESAマウントアダプタ搭載モデル
  • Magic Trackpad2
  • Magic Keyboard(テンキー付き)日本語JIS

数あるカスタマイズの中からこの選択肢に落ち着いた経緯についてこれから順を追って説明していきます。

 

 

iMacラインナップと検討手順(2018年1月現在)

  • 21.5インチiMac  120,800円〜
  • 21.5インチiMac Retina 4Kモデル 142,800円〜
  • 27インチiMac Retina 5Kモデル 198,800円〜
  • 27インチiMac Pro 5Kモデル 558,800円〜

詳細はappleのホームページで確認してください。

特に悩むポイントは「ディスプレイサイズ」「ハードディスク」「CPU/グラフィックボー」です。そして、VESAマウント搭載モデルにするかも、後々検討材料とし浮上してきます。

 

 

ディスプレイは、21.5インチか、27インチか?

まず、ディスプレイサイズは、入り口で一番悩むところではないでしょうか?

21.5インチ or 27インチの二択なので一見簡単そうなのですが、価格以前に、まず、家に置けるのか!?そこが大きな問題になります。

前提として、モニターは大きい方が作業効率は上がります

 

実物の画面の表示されるエリアのサイズを測ってみました。

  • 12インチMacbookの画面表示サイズ(実測) 25.5cm × 16cm
  • 27インチiMacの画面表示サイズ(実測) 59cm × 33cm

単純に27インチならば、4倍の広さ。+横幅8cmの余裕があります。

つまり、27インチモニターであれば、ウェブブラウザを2つ並べて開いて並列で作業を進めることができるのです。高さも2倍でWebページが一度に表示されるエリアも大きく参照しやすくなります。

12インチMacbookでは、ウィンドウを切り替えたり、アプリを切り替えたり、スクロールしたりという作業が2、3分ごとに発生したことと比べると、10分に一度あるかな?くらいまで作業効率が改善しました。とてもストレスフリーです。

 

ただ、問題は27インチの巨大なサイズの置き場の確保

私は、ダイニングテーブルの片隅に設置することを予定していたので、かなり邪魔になるかな?と危惧して決断できずにいました。ただ、21.5インチサイズでは、2つのウインドウを並列で開くのが難しいとApple Storeで実際に確認して、27インチ購入を決断しました。

結果、27インチも置いてみれば、すぐに慣れるもので今となっては大きさをそれほど感じません。27インチに合わせてテーブルの上を片付ければOKなのです。

 

結論として、

デスクトップを買うなら、割り切って大きいサイズのディスプレイを購入した方が結果として満足度は高い。

 

圧倒的に作業効率が違うのでここは間違いありません。

 

ただ、物理的に27は無理!という方は、21.5を選んでも良いと思います。その際はRetina 4Kディスプレイ を絶対におすすめします。価格差2万円程度で解像度が段違いなのはもちろんですが、デスクトップとして長時間利用することを前提にした場合、目の負担も圧倒的に違うと思います。

 

  • 21.5インチiMac  120,800円〜
  • 21.5インチiMac Retina 4Kモデル 142,800円〜
  • 27インチiMac Retina 5Kモデル 198,800円〜
  • 27インチiMac Pro 5Kモデル 558,800円〜

というわけで、ここで27インチに絞られるのですが、私の用途である場合は、iMac Proは明らかにオーバースペックですし、価格帯は会社としてビジネス購入する価格でしょう。個人事業主として画像処理、映像関連の仕事をする人以外は、普通のiMacで十分です。

  • 21.5インチiMac  120,800円〜
  • 21.5インチiMac Retina 4Kモデル 142,800円〜
  • 27インチiMac Retina 5Kモデル 198,800円〜
  • 27インチiMac Pro 5Kモデル 558,800円〜

あっという間に1モデルに絞り込むことができました。

 

ただ、ここからはスペック関連で悩みはじめるのです。

 

 

CPUは?

27インチiMac Retina 5KディスプレイモデルをApple.comで購入すれば、CPUやHDDなどを自分の好きにカスタマイズして購入できます。値段もそれによって変動します。

Macbook購入のときは市販のデフォルト設定を購入したのですが、iMacとなると今後のことも考えて、スペックを熟考することにしました。

それ以前に、後述するVESAマウント搭載モデルを選んだため、市販スペックとして購入できなかったので、いずれにせよApple.comにてカスタムオーダーの必要性がありました。

 

まず、CPUの違いですが、3.4GHz、3.5GHz、3.8GHzの3段階のIntel Core i5プロセッサが基本です。それぞれCore i7でクロック数をあげた上位スペックも選べます。

ただ、ネットを中心にスペックの違いを調べてみましたが、この差はそれほど体感できないようです。デフォルトのCPUで十分という意見が多いです。後述しますが、最近ではHDDの読み込みスピードが遅いことによる遅延のケースの方が多いそうです。

このCPUの性能は21.5インチモデルと比べても大きな差はないようです。21.5インチモデルを買う方もそれほどCPUは気にしないで良いと思います。

 

グラフィックボードのスペックは?

というわけでCPUは最低限でいいかと思っていましたが、問題になったのは、グラフィックボードです。以下の3つに分岐します。これはCPUと連動していてグラフィックボードだけアップグレードするなどの設定はできないのです。

  • Radeon Pro 570(4GBビデオメモリ) ¥198,800
  • Radeon Pro 575(4GBビデオメモリ)  ¥220,800
  • Radeon Pro 580(8GBビデオメモリ) ¥253,800

ここで選択する基準となるのは、VR環境のゲームやアプリを作動させるのは最上位であるRadeon Pro 580だけという点をどう捉えるかです。

最下位と最上位では、55,000円の差がありますが、HDDのスペックも違うので一概に言えません。

なので、HDDの検討に移り、できればVRあったらいいなというレベルで判断を保留することにしました。

 

 

ハードディスクはFusion Driveか、SSDか?

さて、意外と重要なのがHDDの選び方です。

27インチiMac Retina 5Kモデルでは、以下の選択肢があります。

  • 1TB Fusion Drive (SSD32GB)
  • 2TB Fusion Drive (SSD128GB) +22,000円
  • 3TB Fusion Drive (SSD128GB) +33,000円
  • 256GB SSD +11,000円
  • 512GB SSD +33,000円
  • 1TB SSD  +77,000円
  • 2TB SSD +165,000円

 

SSDは厳密にはハードディスクの代わりに使用できる大容量のフラッシュメモリーを利用したディスクドライブです。ハードディスクより消費電力が少なく軽量で、読み書きが速い!ものです。

すべでSSDにするのがもちろん爆速なのですが、上記の通りお値段がかなりします。

 

Fusion Driveは、一部がSSDで残りは最新のハードディスクドライブとなります。注意としては1TBのFusion Driveにはっった32GBしかSSDが搭載されていません。なので、OSの起動ドライブで使用して終了といったところなのであまり効果を感じないでしょう。なので選択肢から真っ先に消します。

  • 1TB Fusion Drive (SSD32GB)
  • 2TB Fusion Drive (SSD128GB) +22,000円
  • 3TB Fusion Drive (SSD128GB) +33,000円
  • 256GB SSD +11,000円
  • 512GB SSD +33,000円
  • 1TB SSD  +77,000円
  • 2TB SSD +165,000円

 

さらに、流石にSSDで7万円以上出すのもなーということで上2つを消します。

  • 1TB Fusion Drive (SSD32GB)
  • 2TB Fusion Drive (SSD128GB) +22,000円
  • 3TB Fusion Drive (SSD128GB) +33,000円
  • 256GB SSD +11,000円
  • 512GB SSD +33,000円
  • 1TB SSD  +77,000円
  • 2TB SSD +165,000円

 

最終的には、iMac購入目的としてデータ容量も理由として重きを置いていたので、3TB Fusion Drive か、512GB SSDに外付けHDDを増やすかで悩みました。容量か、速さか。

 

ただ、外付HDDですが、NASなどにしても、データの読み書きが遅いことが容易に想像できるし、また、スペースとるなーということで今回は3TB Fusion Driveに決断しました。

この辺りは好みが分かれるところですね。私もいまだに悩んでます。

 

さて、HDDを決めると、結局、22,000円分はHDDの値段差だったことがわかります。

これにCPUとグラフィックボードの性能差で33,000円を払えるかが、判断ポイントになります。

 

 

新しい拡張性(VR)に33,000円。

かつ、通常時の処理速度向上。

 

と考えれば、「アリよりのアリ。」と判断して、CPU/GPUスペックを最上位のものに決断しました。

 

 

メモリは?

最後にメモリですが、27インチiMacは、購入後にユーザーで自由にメモリ追加可能になっているので、まずは最低限の8GBにしておいて問題ないでしょう

 

また、21.5インチを購入する場合は、あとで自分で増やすことができないので、購入時に必要なだけ増やしておく必要があります。これが嫌で27インチを選ぶ人も多いようです。

ちなみに21.5インチでメモリ32GBにしようとすると、230,800円になってしまいます。

だったら27インチの最下位モデルを購入したほうが安いじゃんとなります。

 

以上で、iMacの中身のスペックは確定しました。

さらに周辺機器の部分でアレンジするかどうかも検討を進めました。

 

 

スタンドか、VESAマウントか?

普通ならば、左のスタンド付きのiMacを購入するのですが、Appleストアで見ていて、なんとも画面サイズの割にスタンドが貧弱だなーという印象を受けました。

試しにちょっと揺らしてみたりすると、ぐらっとします。地震が来たら倒れてテーブルから落ちてモニター割れるんじゃないだろうか。そんな不安が頭から離れません。

 

また、スタンドだと高さが固定されてしまいます。そして、座って作業する場合にちょっと画面が高くなる印象を受けました。

奥行きの距離が取れるデスクであれば高さもそれほど問題なくなりますが、奥に置くほどテーブルの端に置くことになり、「不安定さ」による落下のリスクも高まります。

 

この「不安定さ」と「画面の高さ」の2つの問題を一気にクリアしてくれるのが、VESAマウントアダプタ搭載モデルです。

別売りのアームを購入することになりましたが、アームが稼働するので、高さや左右の角度なども稼働範囲内で自由に移動することができます。

テーブルギリギリの高さまで画面を低くできますし、掃除などで邪魔な時は、画面を上にあげたりもできます。これはかなり素晴らしいです。

本体の価格差は5,000円ほど高くなります。(アームは別購入ですが)

 

アームと補強プレートを購入して2万円ほどになりました。

これで不安の解消、かつ、便利さもますのでVESAマウントにして正解でした。

 

実際に装着した流れも記事にしています。

 

 

Magic Mouse 2か、Magic Trackpad 2か?

さて、最後になりますが、何も考えずにマウスにするか、Magic Trackpadという選択肢を検討するか。あなたはどちらですか?

 

Macbookでは余分なものを持ち運ぶのも面倒なので、マウスではなくパッドを使用する人も多いと思います。そして、それになれるとマウスなんていらないじゃんということに気がつきませんか?

マウスは物理的にスライドして移動させるスペースが必要になることと底面などが汚れていくところです。あと、ガチャガチャうるさい。

なので、デスクトップでもMagic TrackPadにしました。

これが大正解でした。

パッドは動かないので、マウスのようにスペース確保もいらず、騒音も出ず、指先一つでスムースにポインタを移動させることができます。

難しいと思われるかもしれないドラッグも容易です。

そしてMulti-Touchジェスチャというショートカットもあるので、スクロールやスワイプ、拡大縮小、Launchpadを表示するなどの操作も簡単にできます。

iMacを新しく購入するなら、ぜひMagic TrackPad2を選択することをおすすめします。

すでに持っている人もマウスから切り替えるのもおすすめです。

 

 

また、Keyboardですが、見ての通りテンキー付きにしました。これは好みの問題なので、なしを選んで省スペースにしても良いと思います。

27インチを購入したので、横の幅は上記の写真のようにTrack Padと並べた場合にテンキー付きの方がスペース感が綺麗で良いなと購入してみて思いました。

 

 

ちなみにKeyboardもTrackpad2もワイヤレスなので、とてもスッキリしています。

充電用のケーブルはディスプレイの後ろのUSBから写真のように繋いで給電します。

ただ、1ヶ月に1回程度で十分充電できるのでほとんど気になりません。

充電池が減るとモニターに表示されるのもユーザーフレンドリーです。

 

iMac 2017年モデル:おすすめスペックと選び方ガイドまとめ

少しずつ悩みながら、スペックを選んで最終的に完成したiMacのスペックが最初に記載した以下の内容になります。

 

  • 27インチ Retina 5Kディスプレイ
  • CPU:3.8GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
  • 8GBメモリ
  • 3TB Fusion Drive
  • Radeon Pro580
  • VESAマウントアダプタ搭載モデル
  • Magic Trackpad2
  • Magic Keyboard(テンキー付き)日本語JIS

 

合計金額は、¥276,800(税別)です。

 

 

この中でも、特におすすめしたいのが、以下の3つです。

  • 27インチ
  • VESAマウント
  • Magic Trackpad2

27インチiMacと12インチMacbookの画面の大きさの違いはこれほどです。

 

VESAマウントのアームは前述しましたが、エルゴトロンは安定感もありかなり気に入りましたのでおすすめしておきます。

 

 

HDDはお金に余裕があれば、本当はSSDの容量が大きいものがおすすめです。今回一番悩みました。

私は3TBのFusion Driveにしましたが、今のところそれほど遅いと感じてはいませんが、アプリをたくさんインストールしていくほど重くなりそうな予感はします。

 

CPU/GPUについては、私はVRも使えるスペックにしました。でも、これは我慢してもよかったかなと思います。33,000円ほど安くなりますし。この分をHDDに回してもよかったかなと今でも思ったりします。

 

以上、iMac2017年モデルのおすすめスペックと選び方のポイントでした。

これからご購入を検討する方の参考になれば幸いです。

 

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