30日間世界一周の2箇所目はラスベガス。
誰もが知るように世界一のカジノタウンだ。
しかし、ラスベガスにはカジノだけではなく、各ホテルにあるシアターでは、シルクドゥソレイユのサーカスやセリーヌディオンなどのアーティストのショー、デビットカッパーフィールドのマジックショーなどが毎日開催される世界最高峰のエンターテイメントタウンでもある。
その中でも大人の世界一周でオススメしたいのは、マンダリンベイホテルで2013年から開催されているシルクドゥソレイユの「マイケルジャクソンONE」だ。
マイケルジャクソンONE in ラスベガスとは
シルクドゥソレイユは、日本でも何回も開催されているのでご存知だろうが、大人向けのサーカスである。日本で公開されるものは、全身タイツの動物みたいなものを模したピエロのようなキービジュアルのファンタジーサーカスが多く私はあまり興味を持てなかった。
シルクドゥソレイユが現在日本で公演しているのはこの「 TOTEMトーテム」だ。
これが日本人の多くの人が持つシルクドゥソレイユのイメージだろう。
そんなシルクドゥソレイユはアメリカではクールなサーカスを公演している。それが、マイケルジャクソンONE。
まず、キービジュアルを見てみよう。
マイケルジャクソンそのものだ。トーテムと比べると一目瞭然だろう。どちらが大人向けか
そして、マイケルジャクソンONEの公演は、すべてマイケルジャクソンの名曲に乗せたサーカスで構成されている。
演技もマイケルジャクソンのダンスをモチーフにしており、そのクオリティの高さでまるでマイケルジャクソン本人のパフォーマンスを再体験しているような錯覚を覚える。
と言いつつ、生ではマイケルジャクソンを見たことのない私にとっては、初めてのマイケルジャクソンのライブ体験であり、現在では唯一になってしまったマイケルじゃくそんを肌で感じられるのがこのマイケルジャクソンONEだけなのだ。
世界一周をした3年前に初めて見た時にいたく感動してから、2年後の2015年、もう一度観たくなりラスベガスを再訪問したくらい私ははまった。日本未公開である。早く日本公演をしてほしい私は首を長くして待っている。初演からすでに3年経った今もまだ、マイケルジャクソンONEのワールドツアーの情報は出ていない。
ラスベガスに行くしかないのである。
さて、その魅力をこれ以上文章で語るのは陳腐であるし、難しいので、オフィシャルのプロモーション映像を見てほしい。
シルクドゥソレイユ マイケルジャクソンONEプロモ映像
ビリージーン
Youtubeでも伝わらないかもしれないライブの熱気だが、まぁ誰か興味を持っていただければ幸いだ。
マンダレイベイホテルの一角にあるシアター
マイケルジャクソンONEを公演するホテルはマンダレイベイというラスベガスのストリップでも空港に近い方にある。隣がルクソールホテルだ。バスでも行けるし、ラスベガスのストリップを歩きながら目指すのもいいだろう。公演は夜なので比較的涼しい。
マンダレイベイのカジノを抜けた先にシアターがある。その手前にチケットカウンターもあるので当日券はなかなか難しいと思うが、3日後のチケットなら取れるかもしれない。私も最初に観たときは直接ホテルのチケットカウンターに行き、数日後のチケットを購入した。滞在期間中に空席があってラッキーだった。
2回目のときは、不安だったので代理店で予約してもらった。
シアターはこんな感じだ
この劇場はすべてが液晶パネルになっていて、時折、大画面にマイケルの映像が流れ、シルクドゥソレイユのサーカスと融合する。それも見どころの一つだ。
2度観たが、最近、もう一度観たくなっている。
マイケルジャクソンの魔力に今更だがはまっている。
ラスベガスの風景
ラスベガスの情報は他にも多くの情報があるので問題ないと思うが、少しだけ。
ラスベガスのストリップと呼ばれる地域に有名で快適なホテルが固まっている。映画のハングオーバーやオーシャンズ11、グランドイリュージョンなどもほとんどこのストリップにあるホテルがメインの舞台になっている。
なので、ストリップのホテルをぐるっと歩いて巡るだけでもラスベガスを満喫できる。しかも一つ一つのホテルの規模も大きいので、本気で歩いて回ると1日では足りない。なので、休みながら何日かに分けて探検すると良いだろう。
また、日中の日差しは暑すぎるので、プールに入ってのんびりして、夕方くらいから行動するので十分だ。
昼のラスベガス
ヴェネチアンホテル。イタリアのヴェネチアの街をモチーフにしている。
MGMグランドホテル。ボクシングの世界王者タイトルマッチやグランドイリュージョンの舞台にもなった。デビッドカッパーフィールドのマジックショーも楽しめる。小さい会場でとんでもないマジックが見れる。
ベラジオホテル付近のエスカレーター。路上にマリオ&ルイージがいる。この人とたちと写真を撮るとお金を取られるので注意だ。
少し外れにあるフーターズ。日本でも人気のアメリカンなバーのホテル版がラスべガスにはある。
ラスベガス夜の風景
夜のラスベガスはガラリとイメージを変える。
ライトアップされたホテルが幻想的な夜を感じさせてくれ、否が応でもテンションが上がっていく。
ラスベガスのストリップであれば、治安がいいので夜に歩き回っても全く問題ない。
ホテルパリス。フランスのエッフェル塔や凱旋門をモチーフにしている。世界各国をモチーフにしているホテルが多いので、ラスベガスに行くだけで、世界一周している気分にすでになる。
ニューヨークニューヨーク。自由の女神とマンハッタンをモチーフにしている。ここには小さいながらもループコースターがあるので時間があったら乗ってみるのも楽しいだろう。
そもそもバックパッカーな若者の世界一周ルートにはラスベガスは入らないだろう。
大人の30日間世界一周の前半のいきなりクライマックス感のあるラスベガス。
暑いラスベガスの過ごし方は、朝は、ホテルのプールサイドのカフェでブレックファストを食べ、そのままプールへ。
昼過ぎまでぼんやり涼んだら、ランチがてら近くのホテルへ散歩。カジノを少し楽しんで一度ホテルへ戻りゆっくり昼寝。
夕方くらいに起きたら、予約していたショーを楽しみ、ディナーへ。世界中の料理の中から好きな料理を選んで楽しんだ後は一勝負。ギャンブルに興じた後に元気があれば、ドレスアップしてクラブに行くか、バーでゆっくり酒を嗜む。
そんなゆったりした大人の旅を楽しめるのが、ラスベガスである。
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マイケルジャクソンの伝説の登場シーンを堪能できる。
ラスベガスが舞台の映画
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