国内主要152メディアの頂点!100万フォロワーを超えるSNSのメディア王は?

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2016年7/25時点での国内主要Webメディア152について、Facebookページのいいね!数、およびTwitterアカウントのフォロワー数の合算を集計するという調査結果が発表された。

Webメディア ソーシャル力調査2016

今年で2回目の調査である。

Webメディアは100万フォロワーを超えるメディアは5つ。去年の調査では2つだったから、SNSの力が今年はより強くなってきていることがわかる。

さて、2016年のSNS王となったメディアは一体どんなメディアだろうか?

200万フォロワーを超えるSNS王は「日経新聞電子版」!

今回のSNS力の調査は、数字ではなく、インフォグラフィックで発表されており正確な数値はわからないが、

上の赤い人が100万人フォロワーを指すようだ。そのあたりから概算のフォロワーで順番を整理してみる。

 

Webメディア ソーシャル力 TOP15

  1. 日経新聞電子版 219万人
  2. モデルプレス 194万人
  3. 朝日新聞デジタル 130万人
  4. Response 110万人
  5. Fashionsnap.com 108万人
  6. Spotlight 96万人
  7. 音楽ナタリー 95万人
  8. 毎日新聞 85万人
  9. grape 77万人
  10. iemo 64万人
  11. Gizmode 60万人
  12. ロイター 57万人
  13. yahoo!ニュース 50万人
  14. ハフィントンポスト 49万人
  15. GIGAZINE 44万人

幾つかは見たこともあるし、新聞系などは想像がつく。しかし、新聞の中でもネットの世界では、日経新聞が朝日新聞を上回っているのは面白い。やはり、日々こまめにチェックしたいのはドル円や株価など経済情報が多いだろう。しかもスマホと相性が良さそうだ。他には意外にもファッション向けが多い。2位のモデルプレスに、5位にもFashionsnap.comが入っている。その他は、ニュースサイトのジャンル別という様相を呈している。日々情報収集をしたいのはニュースというのは当たり前か。中でも異彩を放つほどの人気なのが、4位のResponse。総合自動車ニュースである。自動車を中心としたニュースサイトがこれほどの人気なのは、業界人が多いのだろうか?近年ではマイカーを持ちたい若者も減少して、カーシェアリングだなどと言っているが、やはり日本では自動車が基幹産業なのだろう。

他にも知らなかったWebメディアが幾つかある。

 

6位 Spotlight

これは、ハマるニュース&エンタメメディアというコンセンプトのメディア。ライトに楽しめるニュースや情報を集めている。運営しているのがサイバーエージェント。アメブロのように得意のライトなパッケージである。

 

9位 Grape

こちらは、心に響く動画メディア。驚く、泣く、笑う、癒すなどの感情軸でニュースをカテゴライズしているのが、なかなか芯を感じるサイトである。

 

動画って若干見るの面倒くさいなと思うけど。動画だからこそ、感情を動かすことができるという意味では論理的に他のメディアと差別化がしやすいと思う。ただ、一般人がwebで動画を見たいのは、ライトに楽しみたいという欲求の方が強いと思う。感情を動かしたいと思うならば、映画や音楽、テレビなど他のメディアの優位性がまだまだ強いのではないだろうか。リアリティのあるニュース動画を感情で分けるということかもしれないが、コンセプトありきでカスタマーが若干置き去りになっている印象を受けた

 

10位 iemo

これは家のメディア。インテリアと家ご飯などの日々の生活を豊かにするメディアですね。女性を中心にちょっとした細々な雑貨やモノの情報をゲットできるので役に立ちそうである。

 

 

強いジャンルは、ニュース、女性系、メカ。

インフォグラフィックでは、ジャンル別にグルーピングされているので勢力図として分かりやすい。

新聞、ポータル、ビジネスなどに分けられているものまとめて言えばニュースであり、圧倒的にニュースメディアの勢力が強い。

次に女性向けのメディアが特にファッション、インテリアのiemoなどで大きな勢力を作っている。スマホでSNSという流れから読めば、PCよりもスマホ利用率が高い女性が SNSより活用している様相が見て取れる。

最後に趣味系となるが、GizmodeやGIGAZINEなどを中心にガジェット・テック系が多い。Responseの車もメカといえばメカ。趣味は男性よりでメカが強い。男はいくつになってもメカが好きなのである。

意外と人気のないのがキュレーション

一時期、うちの会社の輩たちもキュレーションだ、キュレーションだと大騒ぎしていた記憶がある。3、4年前だっただろうか。その後もグノシーやアンテナなどは大々的にCMも打ち、一気に拡大しているのかと思っておりました。

キュレーションはお節介に?

これは、キュレーションして絞られても結局、自分が本当に欲しい情報からちょっとずれていることが多かったりするからだろう。やはり、ネットは能動的メディアだ。ネットと少し現代の検索に慣れて進化し続けている現代人は、自分で情報を見つけることに価値を見出しているのかもしれない。キュレーションという受動的行為はネット相性が良くないのかもしれない

とはいえ、自分で探しても本当に欲しい情報からちょっとずれたりしていることも多いのだが、自分で探したぶん納得感や達成感もあるので、行為や経験として充実する。一方で、キュレーションは主体がメディア側にあるため、そいつのセンスは俺に合わねといつの間にか「これじゃない」「思ってたのと違う」とカスタマーに思わせてしまう負の経験となってしまうことがある。おせっかいと思われたらキュレーションサイトは終わりだ。

知ったかぶりの現代人問題。

一方で、自分もそうだが正直、情報が溢れかえっていて、どれが良質であるかわからない。キュレーションをおせっかいと思ってしまえば、そうなのだが、実際は、能動的なネット検索で見つけた自分の情報がすべて!と思い込んでしまうと実際は良くないことも多い。

検索ワードを使いこなす技術がなければ、世界を広げることはできない。検索行為には人それぞれのクセのようなものがあるように思う。あることについて調べる時のアプローチは人それぞれ大きく違うだろうし、最終的に得る結論も異なることが多いだろう。

これだけネットが発達していて、誰もがいつでもどこでもネットにアクセスできる時代である。にもかかわらず、困っている人や悩んでいる人、貧困層の人などが、行政などの用意しているセーフティネットを知らずに過ごしていたりするし、さらには困ったままこの世を去る人もいる。

 

情報摂取のバランス感覚

そしてもう一つ怖いのは、ネットの世界は広いようで狭いこと。能動的な情報収集をしていると自分の知りたいことやモノの情報しか摂取しないだろう。それは人として当然の流れであるが、これが現代人のバランスを崩す要因になっている側面もあるのではないかと一人で怪しんでいる。

ネットは、世界を広げるよりも、逆に世界を狭く深くする効用の方が強いように思う。自分の好きな時に好きな情報を得ることが当たり前になりすぎているのかもしれない。便利だが、時には受動的に情報を得られる手段。自分が興味を持たない情報に触れる機会を設けた方が良いと思う。

世界を広げるのは間違いなく情報だ。

しかし、ネット検索では情報が個別に集中してしまう傾向が強いように思う。

 

不特定多数の情報や視点を摂取する手段は持っているか?

そこで、キュレーションがいいのかはわからないが、不特定多数の情報や視点を得られる手段を持つことをお勧めする。私は本屋をブラブラすることがそれにあたる。情報の中にダイブするという感覚が一番強いのが本屋である。

そして、すべての通路をぐるっとぼんやり本の表紙を眺めながら歩く。ほとんどの本は興味を持てないし、だいたい興味を引くコーナーは一緒である。しかし、ごく稀に気になる、興味を持つ本がある。そこが自分の世界が広がるターニングポイントだ。一つのきっかけが新しい「検索ワード」を増やしてくれる。

その検索ワードを使って、ネット検索で情報収集すれば、また新しい世界を深く知ることができる。

情報の摂取と検索、この二つの車輪が情報社会を進む自転車である。

2つあれば、あなたは世界中どこまでも広く、深く旅することができる。

どちらか一つだけの一輪車では、そこらをぐるぐると回ることしかできないだろう。

情報摂取のコツは無数にある。

ネット検索がメインだからといって、これだけ情報にネットが張られている時代である。新しい情報を摂取する手段は山ほどある。

テレビ、ラジオ、本屋、SNSで視点を持つ信頼できる思想家をフォローなどなど。

ホリエモンや有吉や、孫正義などを人がフォローするのはそんな情報摂取をしたい本能の行為かもしれない。世の中に新しい視点をもたらすことは個人では難しいかもしれないが、誰かの視点を考えることはできる。そして自分のものに昇華していけば、全く別の世界につながることもある。世界は広がっていく。

 

まとめ

ええと、メディアの順位を共有したかっただけだったのだが、ウェブの情報の話に脱線してしまった。

私が怖いのは、人を作っているのは情報である、情報が偏ることでその人の行動に異常が出てきて、極端になると、先日の大量殺人犯が生まれたりする。彼の世界は恐ろしく狭かったことが想像出来る。そして自分の狭い世界の奥にあったものを真実にしてしまっていた。

同じように学生運動時代の若者たちも世界を狭く使っている。連合赤軍、カールマルクス、そして、その思想に凝り固まった学生ばかりの集団。REDという漫画を読むと当時の世界観が見て取れる。何事も世界を狭く見て、真実というあやふやなものを頼りだすと人は狂っていく。

 

ということから、やはり、ウェブメディアも偏ってみるのもよくないね。

自分の偏りを見直すいい機会になったということにして、今日はシメておこう。

しまっていないか?

 

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